人形浄瑠璃 文楽 【解説・字幕付き】

太夫、三味線、人形の三位一体が織りなす日本の伝統芸能

物語を語る「太夫」、情景を音で表現する「三味線」、
一体の人形を三人で遣う「人形」、この三業が一つとなって
舞台から客席へ感動をお届けする、
日本が世界に誇る伝統芸能です。

◆昼の部 / 花競四季寿より万歳・鶯娘、冥途の飛脚、羽織落としの段・封印切の段

◆夜の部 / 団子亮、菅原伝授手習鑑、寺入りの段・寺子屋の段

■2022年9月30日(金) 弘前市民会館 大ホール

■料金 / 昼の部(14:00〜)6,000円・夜の部(18:00〜)6,000円

    昼・夜の部通し券 10,000円

*チケットは弘前芸術鑑賞会予約サイト → こちらから (7月1日(金)午前0時より販売開始です)

または、 下記プレイガイドでお求め下さい

弘前芸術鑑賞会事務局・さくら野百貨店弘前店・中三弘前店・ヒロロインフォメーション・弘前市まちなか情報センター

●お問合せ:一般社団法人弘前芸術鑑賞会 〒036-8035弘前市百石町2-1 弘前商事ビル2F
TEL 0172-40-4082 FAX 0172-40-4861 hirosakigeikan@gmail.com

主催:一般社団法人弘前芸術鑑賞会・公益財団法人文楽協会・青森放送株式会社

後援:文化庁・弘前市・弘前市教育委員会・弘前観光コンベンション協会・東奥日報社・東奥日報文化財団・陸奥新報社

助成:芸術文化振興基金・朝日新聞文化財団

桐竹勘十郎さんの弘前公演に向けたメッセージ

撮影 青木信二
配役表

◆ 解説(あらすじ)
はなくらべ し きのことぶき
◆ 花競四季寿より万歳・鷺娘
文化6年(1809)、大坂の御霊社内の芝居で初演。春夏秋冬をテーマにした4つの舞踊か
らなる作品で、春の「万歳」と、冬の「鷺娘」をお届けいたします。
 かつてお正月には欠かせない存在だった万歳一太夫と才蔵が、独特の雰囲気を漂わせて
にぎやかに新春を寿ぎ、「鷺娘」では、白鷺の精が、降り積もる雪に耐えながらも、やが
て来る春の兆しを見つけ、喜びます。
近松門左衛門=作
ふういんぎりは おり おひ きゃくめい ど
◆ 冥途の飛脚 羽織落としの段・封印切の段 
 竹本座で正徳元年(1711)7月以前に初演されたと推定される、近松門左衛門の上中下
三巻の世話物。飛脚屋亀屋の養子忠兵衛が金を横領、遊女を請け出して逃亡した事件を元
にしています。
 忠兵衛は愛する遊女梅川を他の客に身請けさせまいとして、友人の金を流用。それでも
足りない。ある夜、忠兵衛は300両を届ける仕事で武家屋敷に向かう。ところが梅川に会
いたい気持ちを抑えられず、迷いに迷い行ったり来たり、とうとう羽織が脱げ落ちたのも
気づかずに遊郭へ。忠兵衛が理性を失い破滅していくさま、人間の弱さ、愚かさを見事に
描いた近松の代表作の一つです。
夜の部  午後6時開演 
◆ 解説(あらすじ)
◆ 団子売 だん ご うり
 江戸時代、臼と杵を持ち歩き、団子を作って売っていた団子売。一搗きごとに杵を振り
、臼を叩いて、人集めをしたようで、その様子は、月の兎が団子を搗く、清元の歌舞伎舞
踊「玉兎月影勝」(1820)に取り込まれました。これをもとに作られたのが、本作。若い
夫婦が団子を搗き、踊りを披露するというもので、歌舞伎舞踊に逆輸入されています。
◆ 菅原伝授手習鑑 すが わら でん じゅ て ならいかがみ
寺入りの段 てら い・寺子屋の段 てら こ や
平安時代、右大臣菅原道真は、左大臣藤原時平の讒言により、大宰府に左遷され、失意
のうちに亡くなり、怨霊に。雷神として恐れられ、その後は学問の神様として慕われ、今
日に至っています。本作は、さまざまな天神(道真)伝承を取り入れて、竹田出雲(初代
)、並木千柳、三好松洛、竹田小出雲(二代出雲)が合作し、人形浄瑠璃の黄金期、延享
3年(1746)に竹本座で初演。浄瑠璃三大名作の一つに数えられる五段の時代物で、中で

も最もよく上演される四段目をご覧いただきます。
 道真の子を救うため、我が子を身代わりに差し出す松王丸の本心と苦悩、子を失った悲
痛な思い。道真が祀られていた寺子屋を舞台に、松王丸夫婦の悲しみが胸に迫る、名曲と
して知られる段切りの「いろは送り」まで、緊迫感みなぎる屈指の人気演目です。

アクセス

弘前芸術鑑賞会 事務局
〒036-8035 青森県弘前市百石町2-1 弘前商事ビル2F
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Mail:hirosakigeikan@gmail.com
月〜金 11:00〜17:00(土・日・祝日休み) 
お盆休み:8月11日〜15日

弘前芸術鑑賞会